こんにちは。松原です。
前回は「初めてのベトナムの地へ」の話でした。

今回はお仕事として取組む事になる
技能実習生を教育し日本や台湾などに送出す役割をしている「送出し機関」の視察!

ハノイ市内の宿泊ホテルから約1時間位郊外へ移動した場所にその研修場所がありました。

私達視察団が到着すると玄関口から大きな声でしかも日本語で「お客様、こんにちは、ようこそベトナムへ!」


いかにもそれだけ教え込まれたかの様な言葉。
玄関までには赤い絨毯が敷かれその両側に実習生が並んで視察団がその中を通るのだが、思わず抵抗を感じたのを覚えた。

各教室を案内され会話が出来た。
日本語クラスの初めて見たベトナム人先生は日本語(N 2)が上手でビックリ。

各クラス毎にお互いの質問、実習生からの質問はこれまた録音されたかの様な同じ質問

「ベトナム料理は好きですか?何を食べましたか?」

私からも質問「何故、日本で働きたいか?」
「何の為に働いて稼ぎたいのか?」

一番衝撃的な質問の回答が
1人の女性(20歳過ぎ)への質問の回答でした。
その女性は1歳の子供(女の子)を残し日本で働く、しかも実習生は基本的には3年間は帰国が出来ない、
と言う事は子供が4歳になった時に再会という事になる。

泣きながら子供の将来の教育費を稼ぐんですと日本語で答える。
私も思わず涙目に、、。

強さと決心が見えました。
その女性と会った事で今してるお仕事の重要性、大切さを思い知らされた。

次回はベトナムの国に興味を持つ理由の一つについて書いていこうと思います。

続く。